商標の類似、非類似はどう判断する?

商標が似ているかどうかの判断は、まず登録の出願をした時点で、所定のルールに基づき、登録の可否を判断するため特許庁や裁判所によって行われます。

登録後もこのルールが類似商標の判断基準となると言えます。

まず考慮される1番のポイントは商標自体の外観や呼称、および観念です。

商標は様々な形で存在しますが、名前やデザインなど、どこか1点でも、特に商標として認識されるにあたり中心的な機能を果たす部分に共通点があれば、類似商標となりえます。

この際の判断基準は、一般の取引者、あるいは需要者が紛らわしいと感じるかどうかです。

例えば、漢字が同じで読みが違う、あるいは英語の綴りとカタカナ読みなども類似と判断されやすくなります。

英語でも、共通部分が多く、相違する単語の意味が似ている場合は音が違っても紛らわしいと判断されることがあります。

この他、類似かどうかの判断には、販売される部門や用途、ターゲットとする需要者の範囲なども考慮されます。

商標は登録に際して、あらかじめ医療用品は第10類、貴金属などの宝飾品や時計は第14類といったように区分が決められています。

さらに細分化されて、類似群コードというものも設定されており、例えば同じ区分に属するものも、化学薬品として使用されるものと肥料として使われるものが区別できるようになっています。区分とコードが一緒であれば、類似する可能性が高くなると言えます。

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